スペインの好きなところTop5Part 1 by 夫

皆さん、こんにちは!

ゴールデン・ウィークいかがお過ごしでしょうか?お仕事・家事・育児とご多忙のお母様方も、少しは骨休めできていると良いのですが。

 

スペインにはもちろんGWはないのですが、今年は私が勝手に作っちゃいました!週末+月、火と子供に学校休んでもらいコペンハーゲンに行ってきました。

一言で言うと、めっちゃ綺麗な街!でも、物価が恐ろしく高かったです。

 

そのため予定より若干更新が遅れてしまいましたが、今日は張り切って、前回からの続き、スペイン(バルセロナ)の好きなところトップ5をご紹介したいと思います!

 

今日はいつもよりテンション高めです。なぜなら、ブログ面白い、というコメントをわざわざお寄せくださった方がいたからです。子供の頃からどんな失敗をしても褒められて育ってきた私は、こういう些細の褒められで俄然やる気が出る。

 

この場を借りて、ありがとうございました!

 

さて、前回はスペインの嫌いなところトップ5をご紹介し、う◯ちを踏むくらいなら、スペイン旅行に来たくない!なんて思われてしまったかもしれません。でも今回は汚物、いや汚名を挽回します!!!

 

 

では、5位から!

 

第5位 山も海もある

私の人生は山あり谷あり!できれば山だけの人生の方が良かった。でも、山あり海ありの人生はどうか?それは素晴らしい!

 

これはスペインというより、バルセロナの話になってしまうのだが、地理的にとても恵まれている。近くに山も海の両方があるのだ。よく「山派?海派?」なんて聞かれるが、ここでは選ぶ必要がない。

ちなみに、長野県伊那市という人口7万人の大都会で産まれた私は、シティ派だ。

 

午前中に山へトレッキングに行き、その足で移動、ビーチで泳ぎ、その後ジントニック(バルセロナではジントニックが人気)をビーチバーで飲む、そんな1日を想像してみてください!反町隆史と竹野内豊と同時にデートするようなものだ。

 

世代が違う方はピンとこないかもしれないが、私が高校生の時に「ビーチ・ボーイズ」というドラマが流行り、反町派?竹野内派?なんてよく話題になっていた。

私も同じ男として二人に憧れていたものだが、反町氏があのリッチー・サンボラをFeatuingして「Forever」という曲で歌手デビュー、その後更に「Poison」リリースした時には流石に熱が冷めた。反町フィーバーに対する解毒作用があったようだ。

 

話は戻るが、ビーチまでバルセロナの中心部からはバスや電車で15分、山も簡単なハイキングするような山なら15分、スキーができる山でも1時間である。

 

都市部にある海だと水が汚いのではと思われがちだが、バルセロナの海は透明度が高く非常に水が綺麗!あの衆議院議員野田聖子さんが掃除した後のトイレの水にも、引けを取らないはずだ。

 

*昔、野田さんが政治家に転身する前、新卒で帝国ホテルで働いていた時、最初の担当がトイレ掃除だった。かなりプロ意識が高い野田さんは、トイレを掃除した後、その水を飲み、どれだけトイレが綺麗になったかを身をもって証明していた、という逸話がある。それとも激務で物凄く喉が渇いていたのか?!

 

それにしても山、海、それぞれが近くにあるというのはどういう環境なのか。

 

答えは明白、バルセロナは非常に坂がきつい街なのだ。その急さは、白銀高輪にある魚藍坂に匹敵する。魚藍坂が何キロも続くと思ってもらいたい。

ただ、このマイナーな坂を知っている人はほとんどいないだろう。

魚藍坂といえば、私が20代半ばの頃、嫌なことがあると、深夜に奇声を上げながらダッシュで駆け上がってストレスを発散させていた坂だ。

しかし、坂が急すぎるゆえに、3回ほど実施した後、他のストレス発散方法を編み出さなければいけなくなったという、因縁の場所でもある。

坂を登りきったところには、超激辛のカレー屋さんがあった。

その店内には、水は飲まないでください、と注意書きしてあるほどストイックな店だ。

15年経った今も果たして営業しているのだろうか?!もしかして野田さんは、このカレー屋さんに行った後にトイレ掃除をしていたのか?!

 

話は戻るが、坂がきついがゆえ(?)、バルセロナは公共交通機関が発達している。市内であれば、バスと地下鉄を使って比較的どこにでも容易にアクセスが可能だ。交通インフラは素晴らしい。車がなくても全く問題なく生活ができる。

 

一方で、便利なスクーターの数が多く、彼らの運転が荒いので危ないのと、排出される排気ガスが玉に瑕だ。今後の対策に期待したい。

 

 

第4位 気候が穏やか

これもまたバルセロナのことになるのが、気候が一年中穏やかだ。それはまるでのび太のお婆ちゃんのよう。

お婆ちゃんは、ドラエモンが始まった時からすでに亡くなった設定なのでめったに登場しないが、のび太が何をしても咎めることはなく、またのび太に何を言われても怒ることのない、とても穏やかな性格の持ち主だ。

そんなお婆ちゃんを描いた短編映画「おばあちゃんの思い出」に涙した人も少なくないのでは!?そんな心地よい気候だと思ってもらって遜色ない。

 

夏は確かに暑い、気温だけなら35度くらいいく日もある。ただ、湿気がないために、日陰にいればむしろ超絶気持ちいい。ただ、地中海の日差しは異常に強いので、そこには警戒が必要だ。ムルソーみたいにならないよう、帽子で対策したい。

*カミュの代表作「異邦人」に出てくるムルソーは、太陽が眩しいせいで殺人を犯してしまう

と書いていたら、横から嫁が、東野圭吾しか読まないくせに、偉そうにフランス文学語るな、と呟いている。正論だ。でも異邦人は本当に読んだことがあるのだ。

冬は逆に日中10度を下回る日はあまりないので、そこまで厚手のコートは要らない。バルセロナで雪が降ることはないが、雪遊びをしたければ、車で1時間北上すればいいだけだ。

たかが気候、されど気候。特に私の場合、極寒のニューヨークから引っ越してきたため、その違いに身をもってありがたさを感じでいる。一年中いつでも外へ出かけたいという気候だし、特に子供たちが一年中元気に外で遊べるのが嬉しい。

特に夏は22時まで明るいので、それが気持ち良さを助長している。

スペイン北部は雨が多くて比較的寒い、南部は夏に40度近くまで上がるのでとにかく暑いなど、地域性はあるが、どこにいても気候が悪いところはないと思う。

 

 

第3位 生活コストが安い

直近のデータだと、国別で見る生活コスト・ランキングで、スペインは29位、都市別で見るとバルセロナは299位、ともに高くないことがわかる。

 

贅沢品は決して安くないのだが、生活していく上で必要なものはNY、ロンドン、パリ、など大都市に比べればだいぶ安いし、今回行ったデンマークに比べてもだいぶ安い。今は円安なので、円に換算するとそうでもないと言われてしまうかもしれないが、このQuality of Life対比では、安いと実感している。

生活コストが安い理由は、賃金も安いからに他ならない。

もちろんその分他の欧州大国に比べ、経済が弱いので良いことではないのだが、住んでいる人間からするとやはり助かる。

また、基本的に食べ物の自給率が非常に高いのもで、おそらく生きる上でもっと必要不可欠な「食べる」という行為にあまりお金がかからない。穀類、野菜、果物、肉、魚、乳製品とどれをとっても自給率の高さは世界トップクラスだ。

 

おそらく観光に来た方で、最初に驚くのが、飲み物の安さだ。

カジュアルなバーなら生ビールは2.5ユーロ、瓶ビールは2ユーロ以下、コーヒーは1.5ユーロで飲めたりする。グラスワインも2-3ユーロだ。この前NYから遊びに来た方が、値段見てグラスワインだと思って頼んだら、ボトルが出てきたと言っていた。

確かにNYのグラスワインとこちらのボトルワインの値段が一緒くらいだ。

中国人経営のバーならもっと安く飲めることもある。ここ数年で一気に、街中のバーが中国資本によって買収されており、地域によっては大半のバーのオーナーが中国人だったりする。彼らは安い流通システムを押さえているのだと思う。

 

あの有名なサッカースタジアム「カンプ・ノウ」の周りのバーも、実は大半が中国人によって買収されている。バーの名前は昔のままにしているためスペイン風で一見分からないが、中に入ると店員は中国人なのだ。普通のバーなのに、チャーハンや餃子が食べれたりする。彼らのどこでも生きていける生命力は大迫並みにハンパない。

ちょっと脱線するが、バルセロナにおけるコンビニの多くはパキスタン資本だ。これらのコンビニは通称「パキ」と呼ばれ、普通の店が閉まる日曜日でも開いているので市民に重宝されている。

 

地価も他の大都市対比安い。おそらく4人家族なら、バルセロナ中心部でも月1500ユーロ程度で住める。NYならその3倍は最低かかるし、ロンドン、香港、シンガポールも同様だと思う。日本も港区、渋谷区、世田谷区などは、少なくてもバルセロナよりは高くつくであろう。

私の周りには、リモートで仕事しているアメリカ人やドイツ人、オランダ人などがいるが、給与水準だけ母国で、スペインの生活水準で生活しているので、非常に快適に暮らしている。ウラヤマシカ。

インフラ、治安、食、気候などがそれなりに揃って、この生活コストであれば、文句はない。

 

 

さて、長くなってきました。おそらく大半の人は最後まで読まずに去ったでしょう。なので、続きは次回書きたいと思います。

 

果たして第2位、1位に輝くのは?

 

是非予想をコメント欄に書いてみてください。正解者の方には、もう絶対今後足向けて寝ません。

 

最後になりますが、今日がGWセール最終日です。品薄になっているものもあるので、是非この機会をお見逃しなく!

 

 

 

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1件のコメント

ひょんなところからこのブログに辿り着き、最新の記事からここまで読んだら日曜日ののんびりした午後を過ごせました。
スペインは行ったことがないですが、私自身メキシコに住んでいたことがあるので一度スペインに行ってみたいです。
また時間がある時、遡って読ませていただきます!

びりこ

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