サグラダ・ファミリア! by  夫

サグラダ・ファミリア! by  夫

どうも、こんにちは!皆様お元気でしょうか?

 

私は絶好調です。と、言いたいところですが、円安、そして株価暴落、気分はとほほな感じです。。。

 

ただ、先日亡くなってしまった、故・アントニオ・猪木さんも言ってました。

元気があれば、なんでもできる!と

だから、どんなことがあっても元気でいたいですね!

 

 

そして、今回は同じアントニオでも、アントニオ・ガウディにも関わることの話。

やはりアントニオが付く人は天才が多い?!

バルセロナと聞いて一番先に頭に浮かぶのはやはり、サグラダ・ファミリア。そのサグラダ・ファミリアに、この1ヶ月で2回も行ってきました!え、今更?とお思いの方もいると思います。もちろん過去にも何度か行っているのですが、今回10月末に実施した初のセイヤ・ツアーでゲストの方たちと一回、そしてその前に予習のために1回行ってきました。

 

セイヤ・ツアー?

そうなんです!私の前の会社の先輩でもある、某超有名インフルエンサーさんが運営するサロン・メンバー6名様が、バルセロナに旅行で来ることになり、共同企画ということで、私がフル・アテンドさせていただきました。

 

この笑いあり涙ありのツアーに関しては、後日じっくり書いていきたいと思います。

 

それでは、今回はアントニオ・ガウディの代表作、サグラダ・ファミリアついて書いていきたい!

 

ちなみにガウディは第二代目の設計者であることをご存知だろうか?

初代の設計者はフランシコ・ビリャール。ただ、内部の意見の対立により、建築が始まって1年で辞任してまい、その後このプロジェクトをガウディが引き継いだのだ。

そもそもサグラダ・ファミリアは、カタルーニャ語でHoly Family、聖家族、という意味。みんなのため、特に貧しい人のための教会として建設されることになった。

 

ただ、このサグラダ・ファミリア、1882年に建築が始まってから、140年以上経ってもまだ未完成。

カタルーニャでは、物事がなかなか終わらないことを、ギャグでサグラダ・ファミリアのように、って言う。例えば、前の人が中々トイレから出てこないな〜、あんたのう◯ちはサグラダ・ファミリアかい!こんな具合か?実は使ったことはない。

日本でいう、なかなか来ない「蕎麦屋の出前」って感じか?!笑

 

2026年完成と言われていたが、これもコロナなどの影響もあり大幅に遅れている。2026年というのは大きな意味を持つ年であった。それはガウディ埋没100周年だったからだ。だからこの年に完成させてたかったが、今は2030年あるいはそれ以降などとも言われている。

 

でもなぜそんなに遅れるのか?

これには理由があって、サグラダ・ファミリアの工事は寄付(訪問者のチケット代を含む)のみで賄っていて、一切の借り入れを行わない決まりになっているため、すぐに資金が途絶えてしまうのだ。だから、コロナで訪問者が減ったのはかなりの痛手だった。

サグラダ・ファミリアは18もの塔で構成されているが、一番メインであり、高いイエスの塔もまだまだこれからのなので、時間がかかりそう。

このイエスの塔、高さはなんと172.5メーター。ガウディはこの数字に強いこだわりがあった。

それはなぜだろう?

バルセロナにはモンジュイックの丘という高い丘があり、その丘の高さが173メーターなのだ。ガウディは人の手で作るものが、神からの贈り物である自然の高さを越えてはいけないと、173メーター以下であることにこだわりを持ったのだ

それでも172.5メーターというのは、欧州における宗教建築物の中では最も高いものになる。将来的には、そこが展望台のようになるようだ。

ちなみにこの理念を尊重するということで、バルセロナでは173メーター以上のビルの建築は禁止されている。ここに来てみるとわかるのだが、いわゆる超高層ビルというものが一つもない。

 

高所恐怖症の私にはちょうど良い。高いとこに登ると、あの7オクターブの音域を持つマライヤ・キャリー級のファルセットが出てしまう。

その昔イタリア・カプリ島に一人で旅行に行った時、崖沿いを歩いていたら、足がすくんで「ウワァ」と、もう一人の歌姫セリーヌ・ディオンより高い声が出てしまった。たまたまそこに居合わせた日本からの女学生に言われた。

「その声はやばいっすよ」

心底ムカついた。そんなこと言うなら、足元がふらついた私を後ろから抱きしめた支えて欲しかった。

あのデカプリオが演じたジャックのように。

 

さて、話は脱線したが、サグラダ・ファミリアに話を戻そう。

外側で最も有名な部分は、現在の入口にあたる、4つの塔からなる生誕のファサードではないだろうか。

そして、その逆側には同じく有名な受難のファサードがある。おそらくグーグルでサグラダ・ファミリアと検索すると、写真で出てくるのは、生誕のファサードが正面に写っている写真だと思う。

一番古くに、唯一ガウディが生きている時に建てられたファサードであり、歴史を物語るように表面の石の色が黒ずんでいる。

生誕というように、このファサードには、イエス・キリスト誕生を祝福する彫刻で飾られており、華やかで幸せな感じがする。

元々の彫刻はスペイン内戦によりかなり壊されてしまったため、現在飾られている彫刻は比較的新しいものだが、その中でも楽器を弾く天使、合唱する子どもたちは、日本人の彫刻家外尾さんが彫ったものだ。

日本人でこのプロジェクトに参加するとは、まさに歴史に名を刻んだ方だ(彫刻家だけに!)!

座布団一枚!

受難のファサードも4つの塔から構成されており、この名前の通り、キリストの苦難を表すために、作りも比較的シンプルなものになっている。ここに飾られている彫刻も、最後の晩餐から処刑されて昇天されるまでの様子を14の彫刻で表している。

中に入ると、なんて言っても目を引くのはそのステンド・グラスだ。太陽の位置によって、中に差し込む光の色が変わって非常に美しい。

生誕のファサード側のステンド・グラスは、生命を感じさせる海のような青色、森を連想させる緑、受難のファサード側は炎、情熱を連想させる赤に彩られている。

生誕のファサードは西向きで、受難のファサードは東向きである。つまり、朝方は西側から日が差し込むため、サグラダ・ファミリア内部は鮮やかな青や緑になり、夕方にかけては赤っぽくなる。 

そんな青々しい光から燃えるような赤へ、この1日の光の具合がキリストの生涯を表現しているのだ。

従って、訪問する時間帯によっても、サグラダ・ファミリアの違った姿が見れることも嬉しい。

ちなみに個人的なオススメは一番空いている朝9時だが、識者からは光の具合が一番美しいのは、夕方の西日が差し込む時と言われている。

入口から足を踏み入れると、まるで森に足を踏み入れたかのよう。ガウディもそうイメージして作っているとのこと。

入ると目の前に現れるのが、木に見える4本の大きな柱。

36本ある柱の中でも一際目立つ。なんと直径2.1mもあるとのこと。そして、とても頑丈なイタリアからの石を使っている。この部分の柱は特に重要。なぜならこの部分に172.5mにも及びキリストタワーが建設されるから、その分の重量を支えないといけないのだ。

入場券を買う時に選ばなければいけないのが、塔に登るかを登らないか、登ると選択した場合、生誕の塔か受難の塔を選ぶ。

ちなみに私は生誕の塔しか登ったことはない。ガウディが作った一番古い塔ということもあり、観光客にも圧倒的に人気である。

ただ、めちゃめちゃ狭かったり、上からの景色は別に変わらないので、受難の塔の方が良い、という識者が多い。

いずれせにせよ塔越しに見るバルセロナの景色はとても綺麗!

 

どちらも登るときはエレベーターがあるが、下りは螺旋階段を降りなければならず、高所恐怖症の方は注意が必要だ。

 

ちなみに高所恐怖症の私だが、今回はファルセットは出なかった。それはあまり下が見えないためだ。

しかし、降りた後は腰が痛くなって、コルセットが必要になった。

そして、お腹も空いてきて、王将の炒飯セットが食べたくなった。

ちなみに私の好きな音楽はロック、でもカラオケの十八番はエミネム、韻を踏むのが得意だ。

と、まだまだサグラダ・ファミリアについて書かなければいけないことはたくさんあるが、親父ギャグに疲れたそこのあなたには、バルセロナに来た時のお楽しみということで、取っておきましょう。

 

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さて、今日も髪の毛セットして出かけよっと♪ 

 

 

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